近年様々なメディアで取り上げられるようになった「終活」。
皆さんはこの「終活」という言葉を聞いてどんなイメージが浮かぶでしょうか?
終わる、という字が使われているために少しネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、
「家族に負担をかけないため」「これからの人生を有意義に過ごすため」など、未来のことをしっかりと考えるためのポジティブな活動でもあります。
今回はその終活をどのように行えばいいのか、詳しくご紹介していきます!
知っておきたい終活とは

そもそも「終活」の定義とはなんでしょうか?
調べてみたところ、次のような文章を見つけました。
終活とは、「人生の終わりについて考える活動」のことで、具体的な活動内容は人によって異なります。
主に、自分の遺産相続、遺品整理の手続きに関する情報をまとめたり、自分の人生観や半生を綴ったりするのが一般的でしょう。
終活を行うかどうかは個人の自由ですが、以下のような目的を達成する手段として、率先して終活に取り組む人が増えてきています。
引用:太陽生命ダイレクト スマ保険「保険の基礎知識」(https://www.taiyo-seimei.co.jp/net_lineup/colum/basic/052.html)
ここで書かれている「以下のような目的」とは、老後の不安を解消していきいきと暮らすため・遺された家族の負担を減らすため・家族間のトラブルを防止するため、などを指します。
確かに、家族のことも含め心配事や不安なことが多いと、老後にゆったり暮らすことは難しいかもしれませんよね。
つまり、「残りの人生を豊かに暮らすために今できることを考えて活動すること」が終活と言えるでしょう。
終活に欠かせないエンディングノート

終活の定義は「残りの人生を豊かに暮らすために今できることを考えて活動すること」。
でも、何から始めたらいいのかわからないという方も多いはず。
ということで、まずは終活に必須と言われているエンディングノートについてご紹介していきたいと思います。
エンディングノートとは
こちらは法務省が発表している資料がありました。
エンディングノートとは、自分自身に何かあったときに備えて、ご家族が様々な判断や手続を進める際に必要な情報を残すためのノートです。また、生活の備忘録として、そして、これまでの人生を振り返り、これからの人生を考えるきっかけ作りにするものです。
法務省 / 日本司法書士会連合会「エンディングノート」(https://www.moj.go.jp/content/001395858.pdf)
要は、自分に何かがあって誰かが見た時にどう対応したらいいかを詳細に記しておくノートですね。
記載事項の例は下記のような感じです。
- 自分自身の情報(名前・生年月日・住所・本籍・電話番号・メールアドレス・宗教など)
- いざというときの連絡先(家族やかかりつけ医など)
- 家系図
- 財産について(土地・不動産・預貯金・保険・株など)
- デジタルデータのIDやパスワード
- 自分が病気になった時などの対応
- 周りの人への感謝のメッセージ
- 今までの思い出
こちらは一例ですので、他にも自分が書き残しておきたいことがある場合は記載しておきましょう。
個人情報ですので、ノートの管理には十分に注意してくださいね!
エンディングノートのメリット
エンディングノートを作成すると、
といったメリットがあります。
遺産の相続や医療への希望など、自分で判断できなくなってから揉める可能性のあることも、エンディングノートを作成しておけば安心です。
また、作業の優先順位を作成することは何においても重要。ノートを順番に埋めていけば自然と頭が整理されていくたため、やらなければいけないことが明確になります。
まずはノートを書いて整理することで、豊かな老後の人生設計が立てやすくなるでしょう。
エンディングノートを利用している人の割合
ベンチャーサポート相続税理士法人のデータによると、
介護を受けていない70歳以上の男女の91.8%が、「エンディングノートを作成していない」と回答。(※2022年12月調査)

少し古いデータにはなりますが、まだあまり普及していないエンディングノート。
「エンディングノートのメリット」でもお伝えしたように、エンディングノートには様々なメリットがありますし、法的な遺言書よりもカジュアルに意思表示をすることができます。
これを機に、自分のため・そして家族のために作成してみてはいかがでしょうか。
終活をするための4つのポイント

ここまで終活に欠かせないエンディングノートについて紹介してきました。
エンディングノートは書いておくと家族の負担が減るなどメリットが多くありますが、「書くのが面倒…」という方も中にはいらっしゃるかと思います。
ですので、ここからはエンディングノートを含め、終活を行う上で大切な4つのポイントを確認していきましょう。
財産の整理
まずは、自分がどんな財産を所有しているのか整理してみましょう。
財産と一言で言っても、土地・不動産・預貯金・保険・株など様々なものがありますよね。
不動産であれば所在地や借主の情報、預貯金であれば口座番号や金融機関名などをメモしておくか、それにまつわる書類をまとめて保管しておくと、後から対応する人がわかりやすいかと思います。
一通り整理が終わったら、次はそれを誰に・どのように・いくら相続するのか、などを記載しておくようにしましょう!
財産の整理手順
①自分の財産を書き出す
②財産の相続先や金額をまとめておく
入院・お葬式などの確認をする
自分が入院したり亡くなったりというのはまだ先のことに感じるかもしれませんが、その時がいつ訪れてもいいよう準備しておきましょう。
突然入院することになった場合、余命の宣告はどうするか、延命治療はどうするか、
亡くなった場合は葬儀を実施するか、する場合規模はどうするか、連絡してほしい人はいるか、費用はどうするか、お墓はどうするか、
など、先んじて自己判断ができなくなったときの意思表示をしておくことで、
対応してくれる人たちの負担が減りますし、自分が望まない治療や葬儀が行われることを防げます。
先延ばしにせず、しっかりと確認しておくようにしましょう。
確認しておきたい事項
入院する場合:余命の宣告はどうするか、延命治療はどうするか、など
亡くなった場合:葬儀を実施するか(規模はどうするか)、連絡してほしい人はいるか、費用はどうするか、お墓はどうするか、など
身の回りの整理整頓
動けなくなったときや亡くなった後のことを考え、身の回りのものをできる限り整理整頓しておきましょう。
筆者も祖母が亡くなった際、これで痛い目を見ました。
ただでさえ葬儀の手続きや財産の手続きなどでてんやわんやの中、整理整頓なんてできたものではないのです。
そして「これは捨てていいのだろうか?残しておくべきかな?」と、悩んだ末に結局後世に残っていくことになってしまいます。
遺される家族のためにも、本当に必要なものや残しておいてほしいもの以外は捨てる・譲るようにしましょう。
身の回りの整理整頓
本当に必要なものや残しておいてほしいもの以外は捨てる・譲るなど手元に残らないようにする
これから先にやりたいことをリストアップをする
ここまでは遺された家族のことや動けなくなったときのことなど少し現実的な話でしたが、豊かな老後を送るためには楽しみを考えることも大切!
叶えられるかどうかは一旦置いて、自分が今やりたいと考えていることをリストアップしてみましょう。
家族と海外旅行に行く、新しい趣味を始めるなど、本当になんでも大丈夫です。
それを叶えるためにはどういう準備が必要かと考える時間も、きっと楽しく有意義な時間になるはずですよ。
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早速、終活をしてみよう

今回は「終活」についてご紹介してきました。
改めてそのポイントをおさらいしておきましょう。
終活のポイント
・エンディングノートを活用する
・財産を整理しておく
・入院した時や亡くなった時のことを確認しておく
・身の回りのものを整理整頓しておく
・やりたいことをリストアップしてみる
どうでしょう、最初の終活の印象とは少し変わったのではないでしょうか?
人生を終えるための準備ではなく、不安や心配を取り除くことで残りの人生を豊かに過ごすための準備と捉え、
やりたいことが1つでも多く叶えられるように、ポジティブな意識で少しずつ進めていくことができたらいいですね。